POD出版と普通の出版の違いは?
手軽で柔軟に使える、新しい出版方法として注目を集めているPOD出版(オンデマンド出版、プリント・オンデマンド)。
この記事では、POD出版のメリットを中心に、普通の出版方法(従来の、一般的な出版方法)との主な違いを見てみましょう。
POD出版は品切れリスクがない
一般的な出版では、需要予測に基づいたまとまった数の印刷が必要であり、この予測の難しさから品切れ(在庫切れ)が発生するリスクがあります。
印刷を行わない場合、「重版未定」や「絶版」といった判断がなされます。
絶版となると、印刷済みの本が完売したら、二度と市場に供給されなくなります。
一方、POD出版は少部数から印刷が可能であり、需要にあわせて柔軟に対応できます。
そのため、プラットフォームが存在し続ける限り、ほぼ無期限に出版が可能です。
このしくみにより、出版者は品切れの心配なく本を販売し続け、読者はいつでも必要な時に書籍を手に入れることができます。
POD出版は印刷の初期費用が不要
一般的な出版では、需要予測に基づいたまとまった数を初版として印刷するための初期費用がかかります。
商業出版であれば出版社が、企業出版であれば企業が、自費出版であれば著者自身が負担する必要があります。
そのため商業出版では、まとまった需要が見込めない本は企画自体が通りにくい傾向にあります。
一方、POD出版では需要に合わせて印刷・製本を行うため、まとまった印刷のための初期費用が不要になります。
また、本の在庫が発生しないため、保管費用も不要になります。
POD出版は返品リスクがない
一般的な出版では、書店で売れ残った本は返品されることが一般的です。
POD出版では上でご説明の通り、本が売れるたびに印刷・発送することができるため、基本的に返品が発生しません。
PUBFUNについて
いかがでしたか?
今回はPOD出版のメリットに焦点を当てましたが、もちろんPOD出版にも一般的な出版に敵わない部分があります。これらについては、また別の記事でご紹介したいと思います。
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