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11年前の本がAmazon1位に! 3日間で1,800冊の注文を「在庫切れゼロ」で完遂できた理由 【グループ会社事例】

11年前の本が突然Amazon1位に!3日間で1,800冊売れても品切れしなかった秘密は?

グループ会社の株式会社インプレスが展開する「NextPublishing」ブランドの『青空文庫POD』シリーズにおいて、POD(プリントオンデマンド)の機動力が発揮された事例がありました。

NHK朝ドラ『ばけばけ』最終回の反響を受け、劇中に登場した小泉セツ著『思い出の記』がAmazon和書総合ランキングで第1位を獲得。放送直後の週末3日間だけで約1,800冊の出荷を記録しましたが、11年前に出版された本の突発的な需要にもかかわらず、一度も「在庫切れ」を起こすことなく、多くのお客様へ本をお届けすることができました。

『思い出の記』 (青空文庫POD シニア版)

出版DXで「機会損失」と「在庫リスク」を同時に解消する

通常、これほど急激な需要増には在庫が追いつかず、大きな販売機会を逃してしまいがちです。しかし、注文に応じて1冊ずつ製造するPOD版として出版されていたことで、従来の出版が抱えていたジレンマを解消し、以下のメリットを最大限に発揮しました。

  • 欠品なし(機会損失ゼロ): メディア露出やSNSでの予期せぬバズによる急激な需要があっても、即座に出荷対応が可能。
     
  • 在庫リスクを回避: どの程度売れるか予想が難しい場面でも、あらかじめ大量の在庫を抱える不安なく、安定して本を供給し続けられます。
     
  • ニーズに応える多判型(マルチサイズ)展開: 本シリーズでは当初より、読者の好みに合わせて選べるよう「ポケット版・シニア版・大活字版」の3サイズが同時展開されていました。通常の出版では在庫管理が難しいこうした多判型展開も、無在庫モデルのPODならノーリスクで実現できます。

NextPublishingシリーズ 担当者コメント

今回の記録的な大ヒットについて、担当者はこう語ります。

「インターネットの電子図書館として知られる『青空文庫』ですが、当時から『できれば紙の本で読みたい』というニーズも高いと伺っていました。

それが、弊社で開発した自動組版システムとPODを組み合わせることで解決できると分かり、結果として1万タイトル以上の商品化に成功したのです。

今回の『思い出の記』の大ヒットにはさすがに驚きましたが、あのときにがんばって登録した甲斐があったと改めて実感しています。

いったん登録してしまえば維持コストはかからず、注文が入ったら製造して即出荷できる。まさに、PODの持続性(サステナビリティ)がいかんなく発揮されたケースでした。」

(株式会社インプレス 出版事業部 PubX室 佐藤 誠治さん)

 

ちなみに今回の特需では、視聴者層にマッチした「シニア版(文字サイズ10.5ポイント、四六判)」が最も選ばれるという、読者ニーズが可視化される結果となったそうです。

「今、欲しい」という瞬間の需要を逃さず、さらには読者が求める「形(サイズ)」で確実にお届けする。PODはこうした柔軟な対応を通じて、コンテンツが持つ本来の魅力を、一人でも多くの読者へ届けるお手伝いができます。

法人から個人まで。PUBFUNの出版支援サービス

PUBFUNは、日本最大規模のPODサービス会社です。今回の事例でも活躍したPOD(プリントオンデマンド)やDSR(デジタルショートラン。小部数印刷)を活用したデジタル出版サービスを、法人・個人の枠を超えて提供しています。

今回の成功の舞台裏については、インプレスホールディングスの公式note「ほんらぼ」でも詳しく紹介されています。ぜひあわせてご覧ください。

▼詳細記事はこちら(インプレスグループnote「ほんらぼ」)

突発需要の「機会損失」をゼロにする解決策とは? 朝ドラ効果で「青空文庫POD」の作品がAmazon和書総合1位に!